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お知らせ -vol.16-

2016年5月27日ギャラリーの作品を「春を描いた作品」から「海と空」に飾り換えをしました。
松本孝之の描いた様々な表情の海、そして空。
「空はむずかしい!」と口癖のように呟きながら描いた松本孝之の世界を、ゆっくりご鑑賞して頂ければ幸いです。

次回の入れ替えは8月を予定しております。

松本孝之絵画館だよりvol.16 (2016年6月発行)

絵画館来館者からのメッセージ

今回から、「松本孝之絵画館」へご来館頂いた方々に、作品についてのご感想などを書いていただき、このページに載せることといたしました。
ご来館頂いた方々が、ここで出会った作品をとおして、松本孝之に対する思いを皆様と共有できれば幸いです。展示作品は前回の「松本孝之絵画館だよりvol.15」をご覧ください。

N.Mさん(佐世保市重尾町)
 絵画館を初めて訪れたのは、同じ町内に住み始めた2,3年ほど前。「近くに美術を見られる場があるなら子どもにも見せたい」と、友人と私、そして4人の幼い子どもを連れて歩いて行きました。大きい通りから曲がり、ゆるやかな坂道に咲く花を愛で、良い散歩道です。「まだ?」「ほんとにこっち?」と、少し不安になり始めたら、絵画館の瓦屋根が見えてくるころ。
 絵画館はご自宅でもあるから、訪ねるときはまず呼び鈴を。しばらく間があって、「はー い」とマツエさんの声がすると、ホットします。2カ月に一度、展示替えされるから、何度か訪れていると、次第に孝之さんのさまざまな絵が心に蓄積されます。私が心に持ち帰ってきたのは「白」色。異国の白い壁、日本の冬の山、海に浮かぶヨットの帆、打ち寄せる波のしぶき…。いろいろな色に塗られたキャンバスの中の「白」が印象的でした。
 孝之さんの絵を見せてもらった後、マツエさんのお話を聞くのも楽しみのひとつ。絵にまつわる話はもちろん、ご夫妻の思い出、私が知らない時代の日本のお話、そういえば、山伏の修行をされた方のお話も。子どもが退屈になって、「では失礼します」ということになるまで、できるだけ沢山聞いていたい、子どもにも聞かせたいと思うのです。
 美術館みたいに大きな空間ではないのに、一度きりで飽きることなく、また行きたいと 思う。季節毎の展示替えの楽しみと、マツエさんのお人柄ゆえでしょう。散歩がてらに絵を眺められるなんて。同じ重尾の住人になれたことを幸せに感じます。

S.Fさん(雲仙市小浜町)
 松本さんの絵には、来る度思うが油絵でしか感じることが出来ないみずみずしさや、新鮮な感動を感じることができる。今回の展示作品の中では「雪の茶臼岳」という作品の中の雪山の白さ、標高の高いところでしか感じることのない空気の澄んだ感じなど、自分がまるでその場所にたたずんで風景に圧倒されているような気持になります。
時代の流れでテクノロジーが進んで、インターネットや書籍、写真などで簡単に見ることができる外国の風景も、実際に松本さんが足お運び何かを感じながら描かれた作品を見ていると、何時間でも眺めていられるような気がします。絶筆となったと言われる白い小屋、天主堂などが好きです。月の桜島も素敵です。
S.Mさん(西海市大島町)
 突然伺いましたが、温かく迎えていただきありがとうございます。
春がテーマということで、明るい画面、緑と白が印象的でした。すてきな絵を見せていただきありがとうございました。
Y.Kさん(佐世保市広田)
 久しぶりに来ました。いつもと同じ展示室なのに、その時の絵と音楽で雰囲気がちがいます。今日は、フランスへ小旅行に来た気持ちになれました。外は雨のどんよりした日だったのですが、明るい「白い小屋」の絵と、フランス語の唄で明るい気持ちになれました。ありがとうございます。また、楽しみにして来ます。
M.Tさん(佐世保市立広田中学校3年)
 すべての絵の風景がとてもキレイで、色あいがよかった。ほかの世界に入りこんだようになった。自然の絵は大好きなので、またきかいがあれば見にきたいです。
H.Tさん(佐世保市広田中学校3年)
 ぼくは、絵のさいのうはないけど、この絵はすごくきれいだし、美しく描いてあって感動した。遠近法みたいなかしょもあり、とてもよかったです。またこれるきかいがあったらこようと思います。この絵をみならって、いい絵をぼくもかこうと思います。

H.Yさん(佐世保市立広田中3年)
 近くから見た絵と遠くから見たときの絵が全然ちがって、とてもきれいだった。色もいろんな色をつかっていてとても美しかった。