お知らせ -vol.17- |
2016年7月28日ギャラリーの作品を「海と空」から「ヨット」に飾り換えをしました。
松本孝之が昭和40年〜50年に精力的に描いていた代表作の1つでも有る「ヨット」です。
そんな松本孝之のヨットの世界を、ゆっくりご鑑賞して頂ければ幸いです。
次回の入れ替えは10月を予定しております。
松本孝之絵画館だよりvol.17 (2016年8月発行)
絵画館来館者からのメッセージ
「松本孝之絵画館」へご来館頂いた方々に、作品についてのご感想などを書いていただき、このページに載せることといたしました。
ご来館頂いた方々が、ここで出会った作品をとおして、松本孝之に対する思いを皆様と共有できれば幸いです。
※ ここに書かれているメッセージは前回の展示作品をご覧戴いた方のものです。展示作品は前回の「松本孝之絵画館だよりvol.16」をご覧ください。
Y.Yさん(佐世保市広田町) |
Y.Fさん(長崎県川棚町) 久し振りに油絵の素晴らしい風景画を見させて頂きました。空と海の気持ちの良い絵をたくさん見ることが出来、ありがとうございました。次の作品を楽しみに またお伺いさせて頂きます。 |
S.Kさん いつも楽しく鑑賞させてもらっています。前に観たことのある絵だとなつかしい気がしますし、新しい絵に出会うと何か、語りかけてくるような気がします。これからも季節ごとに、表情をかえてくれる絵画展を楽しみにしております。 |
T.Tさん 感 想 「曇り日」 麦畑なら違うけれども、描かれた緑が田んぼ ならばこの景色は八月の午後、陽の長い長崎 では六時を過ぎている頃かもしれない。 緑のグラデーションを見せる田んぼはわずかに 段差があるのか、育ちぐあいの違いが陽光のおかげ で楽しめる。 緑の農地の勢いをさえぎるのは、確 たる低い山の黒い帯です。山裾に並ぶ屋根 の赤色が明るく、陽のさす田んぼの上で美しい。 山の上には鋭く細い塔のある建物が見え、のどか な景色に小さな変化を加えています。 回顧展の数多い展示の中で、一番印象に残った 作品です。 松本さんと同じ町に住む私は、この景色 が我が町の、ある眺めではないかとずっと思い込んで いました。 久しぶりにこの作品と再会した時、その 描かれた景色が我が町でないことを確認しました が、なぜそのように見えたのか。 違うとわかっても、この 作品から発せられる親近感はどうしても離したくない私 への魅力なのです。 |