お知らせ -vol.6-

2014年10/1ギャラリーの作品を「ヨット等涼をさそう作品」から「パリの街を描いた作品」に飾り換えをしました。
落ち着いた空間で、松本の描いた彼の大好きだったパリの街角風景をゆっくりご鑑賞頂ければ幸いです。

次回の入れ替えは12月頃を予定しております。

松本孝之絵画館だよりvol.6 (2014年10月発行)

第8回松本絵画館「秋、パリの風景」の展示です(2014年10月1日)

70年代の日本人のパリのイメージは秋のイメージと重なるのではないでしょうか?
「パリの空の下」「モン・パリ」「ラ・セーヌ」「愛の讃歌」 シャンソンの名曲。

それとも、 「恋はみずいろ」「シバの女王」「パリのめぐり逢い」
ポール・モーリア、フランク・プウルセル、などの
フランスのイージーリスニングオーケストラ。

パリは街も音楽もとってもお洒落な時代でした。
そんなパリに松本孝之氏が留学されたのは
1984年(昭和59年)のことでした。

いらっしゃいませ。
ドアを開けるとそこはパリ。
(感じて頂けるでしょうか?)
床の間風の場所にある「ロワイヤル裏通り」SM(サムホール)
赤い服を来た女性の存在が目を引きつけて白い壁を引き立たせてくれます。

今回この絵「パリの街角」F4の存在からとっても素敵な出会いがありました。
(別項にて特集いたします。ご期待ください)

玄関左側にある「風車のある町」F8
ごめんなさい。パリではなくスペインで〜す!

風車?どこ、どこ、どこ?
画面右上、小高い丘の上に白い風車があるのです。おお〜

タイトルのない作品に奥様が「白い壁の家」F10とタイトルをお付けになりました。
フランス、パリ留学中にいろんな作家の勉強もされたことでしょう。
どこか、ゴッホ風です
メインギャラリーです。
今回のメイン作品の一作、「街角-パリにて」M50
パリ留学後に松本孝之氏の作風はさらに変化していくのですが、
その一つになります。
ギャラリーに入って左側の壁に飾った3作品
「赤い屋根の街角」F8
今回新たに見付かった作品「裏町のカフェ」F4です。
最近、図録にない作品が見付かっています。
緑が綺麗で印象的な作品です。
「黒い館」F8
前回展示の「グルノーブルにて山の朝」が
青を使用した山を描いていましたが、
こちらも青の特性を利用して黒を表現した作品です。

こちらも今回のメイン作品、「ラ・デファンスの朝」P30

一見、ニューヨークの摩天楼?と思えてしまいますが、
シャンゼリゼ通りと凱旋門の延長線上に位置する超高層ビル街です。

ラ・デファンス、とは英語のディフェンス
つまり防衛、国防といった意味で
19世紀普仏戦争の際にパリ防衛の戦闘があったその
記念碑があることに由来しています。

パリは街そのものが現在世界遺産になっていますが、
早くから景観保護や伝統的な建築物保護など
大型施設、超高層ビル、などの建築規制があったために
再開発された地区なのです。

セーヌ川を挟んで古いパリ市街から近代的な市街を望むこの作品は
国際秀作賞を受賞しました。
ギャラリーに入って右側の壁の「裏町の午後」F10

個人的に私お気に入りの作品です。


左側に延びる緑の影がとても綺麗です。

いかがでしょう、松本孝之の大好きだった街パリを感じご満喫頂けましたでしょうか?

ご来館を心よりお待ちいたしております。

ー 筆:手柴良治 ー