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お知らせ -vol.10-

2015年5月29日ギャラリーの作品を「春」から「海」に飾り換えをしました。
松本の描いた海の世界を、ゆっくりご鑑賞頂ければ幸いです。

次回の入れ替えは8月を予定しております。

松本孝之絵画館だよりvol.10 (2015年6月発行)

松本絵画館2015年6〜7月の展示です。

いらっしゃいませ。
ようこそ松本絵画館へ。

玄関を入るとすぐにアンティークなイーゼルで「七浜」がお出迎え致します。


今回は狭い空間に思い切って大きな作品を展示してみました。
間近に海を感じて頂けるかと思います。

左側に「凪曇り」M60号
狭い空間に大きな作品を置き、近い所からのスポット照明を当てることで
雲間からヨットに差し込む光が演出できました。
広い空間では出来なかった演出です。いかがでしょうか。

 

そのまま視線を奥へむけると遠景の海が見えるかのように
「琴海孤帆」



床の間風の展示空間には新たに見付かった作品「凪」
奥様の生け花がご主人でもある松本作品との唯一のコラボレートの場
今回も見事なコラボレーションです。

 

メインギャライー入り口横には「岬の海」がプロムナードを勤めます。

ドアを入って正面(画像右)

 

今回初展示の「嵐到来」
1枚の絵がその世界へ引き込んでくれるような作品です。
左側に「琴海曇天」
順序の構成としてはこちらが最初となります。
曇り空から嵐到来、そして・・・
「嵐去りたり」

この波を描いた作品は日本海と思われますが、
このうねる重い海から逆を向いてみると

新たに見付かった作品が3点並びます。
嵐の波からホッとなごやかになるような3点。

 

中央に「海の朝」

左側に「ヨット」
右側に「曽々木の海(窓岩)」
今回の展示には新たに発見された作品が4点も見られるのです。

「ヨット」は「あっこれ見た事ある」とおっしゃる方もいらっしゃることでしょう。
でも、初展示なんです。
実は同じ構図のヨットの作品があるんですね。これはF4号の小さな作品なのです。

今回の展示はいかがでしょうか?
皆様のご来館を心よりお待ち致しております。

ー 筆:手柴良治 ー