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お知らせ -vol.20-

2017年2月1日ギャラリーの作品を「天主堂と静物」から「冬の風景」に飾り換えをしました。
松本孝之の描いた「雪景色」を、ゆっくりご鑑賞して頂ければ幸いです。

次回の入れ替えは4月を予定しております。

松本孝之絵画館だよりvol.20 (2017年2月発行)

絵画館来館者からのメッセージ

「松本孝之絵画館」へご来館頂いた方々に、作品についてのご感想などを書いていただき、このページに載せています。
ご来館頂いた方々が、ここで出会った作品をとおして、松本孝之に対する思いを皆様と共有できれば幸いです。

※ ここに書かれているメッセージは前回の展示作品をご覧戴いた方のものです。展示作品は前回の「松本孝之絵画館だよりvol.19」をご覧ください。

F.Sさん

今展示されている作品のなかで、「荒野の家」と題されている作品に心惹かれるもがありました。それは画面全体にわたるほど、がむしゃらに筆跡があり、描かれた小屋や山の輪郭、背景と近景にはハッキリとした区切りがなされていない、大胆に筆跡がのこされており、それが松本さんの言いたいことでもあり、まるで自分自身へ問いかけるように、手前の筆跡は縦方向に振り降ろされている。
描かれた場所は定かではないそうですが、私は勝手に東北のような寒さの厳しい所で描かれたものなのだろうと想像をした。
今、この南国佐世保も大寒波の影響で寒々しい空をしています。まるでこの絵の中の空のようだなと、しみじみおもいました。

S.Tさん

静物は晩年の作品とのことですが、明るくて若々しいですね。

H.Tさん

西日本に、これだけの画家の方がおられたのに驚きの次第でありました。
若輩の私にとり非常に勉強になりました。
 他界されたのに、悔しい思いが致します。

 本日は有りがとうございました。

Y.Yさん

先日、松本孝之絵画館へ天主堂の作品を観にお伺いしました。館内に入ってすぐM100号の天主堂の作品が展示されており縦型のこれだけ大きな作品を見るのは久しぶりですごく迫力がありました。
また、今回はこれまでの秋や夏の自然の作品に比べると建物や静物といった静けさを感じる作品でありこれまでとは一風違った雰囲気が味わえました。
また、「黒い卓上」では作品中の壁に前回の秋の展示作品を思い出させるような絵画が壁に掛けられており今までにないおもしろみを感じました。
ここに来るといつも自分もまた油絵を描きたくなります。毎回厳選された作品をどのように配置するかやライトアップの仕方など色々考えて展示されているのが伝わってきて一回だけでなく二回三回観にきても作品を楽しむことができます。
また、次回作品も楽しみにしています。ありがとうございました。

Aさん

Special Thank's.
美しい、楽しい時間をありがとうございました。
自筆画像

M.Nさん

師走の絵画館訪問

10月のお月見茶会以来の絵画館訪問でした。
玄関を開けると同時に目の前に飛び込んで来た光景は、何とも美しい世界でした。白、ブルー、グリーン、紫と、まるで宝石の様な透明感のある美しい世界、そして静かな作品。晩年の松本先生の作品とお伺いし、人の肉体とはうらはらに、作品は若々しく清らかな宝石の様に私には感じられました。
展示室に入りますと、大きな教会の絵に、これもまたBGMがしっとりと寄り添い、何とも言えぬミサの世界へ迷い込んだ一瞬でした。思わずコーディーネーターさんの素晴らしさを感じ入ったしだいです。師走の寒風の中、心は一足早くすがすがしい新春の空気に触れ、松本先生に夢と美を頂いて絵画館を後に致しました。