お知らせ -vol.3- |
2014年4/1ギャラリーの作品を「冬の風景」から「春を描いた作品」に飾り換えをしました。
落ち着いた空間でゆっくり作品鑑賞頂ければ幸いです。
次回の入れ替えは6月頃を予定しております。
松本孝之絵画館だよりvol.3 (2014年4月発行)
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第5回展示(2014年4月1日)
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いらっしゃいませ。 |
玄関を入って先ずは正面の床の間空間に「ボピー」SMが 愛らしく奥さまの生け花と共に出迎えてくれます。 → |
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← 靴を脱いでさらに近くでゆっくりとご覧下さい。 その両側には右側に「パンジー」F4 |
左側にはブルーの背景に鮮やかなブルーの花瓶に 生けられた「白バラ」F3 爽やかな春の空と空気を感じさせてくれます。 → |
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← 一番奥には堂々とした「八重椿」F8 いままでこの場所の左側には重厚な香炉スタンドがあったのですが、 今回からその香炉を移動させより作品が引き立つ空間となりました。 |
さあ、ドアを開けてメインホールの方へ進んで、先ず目に入るのは 中央に松本孝之最後の作品となった「白い小屋」P30 → |
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← 「白い小屋」P30静かでとても優しい美しい作品です。 |
左側には新緑鮮やかな「白樺」F10
白樺の樹皮のテクスチャー(質感)がすごいです。 でも、ちょっとこの作品に近づいてみましょう。 あらあら、近くで見ると油絵の具がゴチャゴチャ塗り込められて 何が描いてあるのか分かりませんね。 離れて見るとぜ〜ったいに白樺なのに〜 まるで拡大するとドットの集合になるパソコン画面! こんな描き方、そーとーに上手な人でなければ描けないんですよ。 すごいでしょう。 → |
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← 右端は「故郷(ふるさと)」F8 ここは松本孝之の故郷、平戸の風景。 余分なものを削除して心に残るものだけを単純化して描いた故郷の風景は 誰の目から見ても自分の心の中の故郷と重なって とっても懐かしく心も癒されてしまいます。 今は個人所有になってしまい、今回の展示会の為に この作品も里帰りして来ました。 |
左側の壁に目を移しましょう。 右から「天狗岳遠望」F4「月の桜島」F4「新緑の頃」F4 → |
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←↓ 「天狗岳遠望」と「月の桜島」は「白樺」と同じで 離れて見る事で空間の広がりや空気感を感じれます。 同じように近くからと離れてからの見え方を確かめて下さい。 |
「月の桜島」の桜島と街の間にある海に照り返す月の光は 離れてみてその美しさに気付きます。 しかも、月夜の空が緑色! み、緑色の夜空ですよ! それなのに全然違和感がないばかりか桜島の存在感が強くなっているみたい。→ |
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← 左端の「新緑の頃」これはちょっとタッチが違うみたい。 ゴッホのような枝振りだな〜って そう思った方、なかなか鑑賞力がありますね。 右側の奥に見える2本の樹木の下に見えるわずかな土色が この作品の遠近感を高めています。 そして左側のそう、ゴッホのような枝振りの樹木がその奥に見える白い家と 相まって幻想的にさえ見えてもきますね。 どこかロマン派や象徴派を思わせるような作品。 小さな作品なのにとっても引き込まれてしまいます。 |
さらに左の一番大きな壁に目を移しましょう。 今までは畳よりも大きな100号の作品がメインだった場所。 でも、今回はそんなに大きくはない作品がたったの一枚。 でも、でも、何だか凄い! → |
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← 空も大地もこの絵の大きさより広く大きく感じてしまう。 ま、まるでこの壁一面がこの絵にとけ込んでいるみたいにも見える。 あれあれ?しかも、この絵どこかで一度みたような〜? そう。覚えているあなたはえらい! これはね、第四回展示であった「津軽の雲」にそっくりなんだ。 でっかい100号の絵が2点一緒にあったのを覚えてるかな? 描かれた場所は全く同じ。 作品の構図もほぼ同じなんだ。 でも、この「曇り日」は「津軽の雲」とはまったく違うね。 専属のコーディネーターの私でさえ「あれ?」って思っちゃった。 「津軽の雲」って完成作じゃなかったの?って思っちゃうくらい別の作品だ。 別人が同じ場所の絵を描いたといってもいいくらいだよ。 なんだかドイツロマン派のフリードリヒの空を想い出しちゃった。 |
さあ、最後はホールで一番小さな壁面にある作品 → |
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← 「花のある窓辺」P30 フルーツのようにてんこ盛りにされたテーブル上の花 暖かで鮮やかな黄色い窓辺から見える今にも雨が降ってきそうな白い街。 静物画だけど、こんなに広い窓の風景を見せた季節感や季節の匂いが 感じられる静物画だったので風景画の中に一枚、静物画を選んでみましたが あなたはどんな感じに見えて来ますか? |
松本孝之作品展第5回、「春」お楽しみ頂けましたでしょうか?
あなたも一度ぜひ、ゆっくりと松本孝之作品と語り合って下さいませ。
心よりお待ちいたしております。
ー 筆:手柴良治 ー